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2019/06/09 23:53

当店で扱う商品は、作家による手仕事のものを主に扱っております。

うつわの種類によっては、使っているうちに少しずつ風合いが変わってくるものもございます。
作家さんによってお取り扱いが違う場合は、個々のページに記載いたしますが、大分類でのお取り扱いの注意点を記載いたします。
随時更新中です。

●陶器(とうき)


粘土質の土を成形し、釉薬をかけた上で低温(800~1200℃ぐらい)で焼成したものを指します。
ベースが土のため多孔質で若干の吸水性があり、叩くと鈍い音がし、透光性はほとんどありません。
土器よりは固く、磁器よりはやわらかい特性があります。

個体差はありますが使ってくるうちに少しずつ吸水してゆき、変化が生まれてくるものも多くあります。
使う前に10分ほど綺麗な水(お湯)に浸水させることで、汚れや匂いが付きづらくなります。
複数うつわが折り重なるような状態で食洗機にかけてしまうと、欠けの原因にも繋がりますのでご注意ください。

●磁器(じき)


土ではなく石の粉を成形し、釉薬をかけた上で高温(1300〜1450℃)で素地がで溶化するまで十分焼き締めたものを指します。
焼き上がった後は素地自体がガラス質になり吸水性がなく、叩くと高い音がし、透光性があります。
吸水性がなく、薄く強度が高いので特にお手入れは不要なうつわです。

●焼き〆(やきしめ)


釉薬をかけず、窯の中の変化を楽しむうつわです。
釉薬がかかっていないため、通常の商品よりも色や跡が付きやすいうつわになっています。
うつわを育てるように変化を楽しんでいただくのがよいうつわですが、長く綺麗な状態を保たれたい場合は以下の点に注意していただきつつご利用ください。

・使い始めは色の薄いもの、油を多く含まない、汁気の少ないもの、から使い始め、色が落ち着いてきた頃に通常通りにお使いいただくことで変化が少なく済みます。
・お使いいただく前に、冷たいものを乗せるのであれば「冷水」、あたたかいものを乗せるのであれば「温水」につけおき、水分を拭き取ってからお使いください。
・ご利用後は長く放置せず、すぐに洗浄するようにご注意ください。
・うつわが十分に乾いてから食器棚におしまいください。

【焼き〆のうつわを含む商品一覧】



●粉引(こひき)


焼く前に土の上に化粧土という泥を重ねて色をつけ、その上に透明な釉薬をかけて焼いたものです。
土と釉薬の間に泥の層を挟むので通常の陶器よりも柔らかく、土と泥の伸縮率の違いで表面上に粉引特有のひびが入ることございます。
こちらは破損のひびとは異なり、強度に影響はございません。
表面がやわらかいため、通常の陶器よりは欠けが起こりやすいうつわとなっております。

また、長く使ううちに生じた貫入に少しずつ色が染みていくことで、色の変化が起こりやすい特徴もございます。
この変化を良いものとして、自分色に成長していくうつわと思いながら、大切に育てていただければ幸いです。

まず使い始めは半日ほど水に浸け、吸水させてください。
使う都度、温かい食べものであればお湯、冷たい食べものであれば水をくぐらせてからご利用いただくことで油染みや色移りが起こりにくくなります。
一度着いてしまった油染みは漂白剤でも落とすことはできませんので、丁寧なお取り扱いをお願いいたします。

【粉引のうつわを含む商品一覧】


●貫入(かんにゅう)


うつわを焼いた後、土と釉薬の収縮率が違うと細かなひびのような状態になって固まります。
衝撃があって入ったひびとは異なり、ひびのような模様とお受け取りいただければと思います。
うつわの景色のひとつとして、あえて収縮率が違う土と釉薬を欠けることで、作品として作り出されています。

【貫入を含む商品一覧】

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